Windows ユーザーのための pLaTeX ガイド(略称:pLaTeX Guide) とは,
などについて Windows 環境を前提として解説したものです。ただし,本書で記述している操作を行ったことに伴ういかなる結果に対しても保証しません。
PDF ファイルの閲覧には,Adobe Acrobat Reader 6.0.1 などが必要です。
現在は,DVI による配布を行っていませんが,今後 DVI により配布された場合,以下を入手し正しくインストールしておく必要があります。
以下は,pLaTeX Guide の HTML簡略版です。知りたい情報がない場合は,上記の TEST版をご利用ください。
TeX(plain TeX) は,Stanford 大学の元教授 Donald E.Knuth 氏よって開発された数式の組版に卓越した組版プログラムです。また,LaTeX は,DEC(Degital Equipment Corporation,現在では Compaq Computer 社が吸収) の Leslie Lamport 氏によりマクロ強化された TeX です。さらに,AMS(American Mathmatical Society,アメリカ数学会) により数式関係のマクロを強化したものが,AMS-LaTeX です。
LaTeX2e とは,TeX3に対応した新しい LaTeX です。現在,単に LaTeX といえば LaTeX2e を指し,古い LaTeX は LaTeX 2.09 とよぶことになっています。
TeX(LaTeX) の日本語化は,株式会社アスキー と NTT によってなされました。アスキーによるものは pTeX ( pLaTeX ) とよばれています。p は publishing を意味し,本格的な商業出版に絶えられるよう開発されたもので,縦書きにも対応しています。また,NTT によるものは NTT JTeX (NTT JLaTeX )とよばれています。
以後,ここでは,これらを総称して TeX とよぶことにします。
TeX の特徴として,
などを挙げることができます。
TeX による原稿の入力から出力までの過程は,次の通りです。
したがって,TeX の他にエディター,プレビューア,プリンタードライバーが必要です。
現在,Windows 版の TeX といえば,近畿大学の角藤亮(かくとうあきら)氏により Win32 に移植されたものが唯一といってもよいでしょう。いわゆるWin32 版(角藤版 pTeX3.1.3)です。
Windows95/98/Me の MS-DOS プロンプト(DOS 窓),WindowsNT/2000/XP の コマンドプロンプト の LFN(Long FileName) に対応しています。Win32 application ですから,DOS では動作しません。
少々バージョンが古いですが,以下に挙げる市販書籍(CD-ROM 付属)からも入手できます。
[補記]
pTeX 自身については,先ほど触れました。ここでは,TeX のシステムに含まれる METAFONT, METAPOST, mendexk, dvipsk について簡単に解説しておきます。
METAFONTは,Knuth 氏によって開発されたフォント作成プログラムです。また,MetaPost は,John Hobby 氏によって開発された図形作成プログラムです。文法などは METAFONT とよく似ていますが,METAFONT が GF フォントを出力するのに対し METAPOST は EPSF(Encapsulated PostScript File) を出力します。
mendex は,索引を作成するためのプログラムです。mendex は MakeIndex の上位互換プロ グラムで,読みの指定方法や辞書の利用などで改良されています。
DVI ファイルを PS ファイルへ変換するプログラムです。
Mark A. Wicks 氏による DVI ファイルを PDF へ変換するプログラムです。現在の角藤版では,平田氏による日本語化パッチを当てたものが配布されています。
AMS-LaTeX,graphics,tools などの package は CTAN(Comprehensive TeX Archive Network) ミラーからどうぞ。国内では,会津大学,大阪大学,理化学研究所,IIJ などにあります。
dviout for Windows は,東京大学の大島利雄(SHIMA)氏によるフリーの DVIware です。DOS 版の dviout/dviprt と比べ,大幅に機能がアップしています。DOS 版 dviprt の機能も内臓されています。dviout for Windows の 正式版は Ver.3.15です。 テスト版はこちらにあります。
Ghostscript, GSView は,PS/EPS ファイルを表示・印刷するためのソフトです。最新版は,Ghostscript 8.13 と GSView 4.3 です。角藤さんによる日本語化された Ghostscript gs813w32full.exe と CTAN のミラーサイトから gsv45w32.exe を入手してください。
Susie は,takechin 氏による画像表示ソフトです。Susie はもちろんのこと dviout においても,各種 Plug-in を用意することにより,様々な形式の画像が表示・印刷可能となります。現在,正式版は Ver.0.47b です。
Adobe Acrobat は アドビシステムズ株式会社から市販されているソフトで,PDF ファイルを編集,閲覧する Adobe Acrobat と PS/EPS ファイルなどを PDF ファイルに変換する Acrobat Distiller から成ります。HyperTeX specials の埋め込まれた TeX ファイルを PDF ファイルに変換するには,pdfTeX がありますが,これは欧文専用です。そのため,一旦 dvipsk により PS ファイルにした後,Acrobat Distiller を用いて PDF ファイルに変換する方法が採られています。このような必要がある方は, 入手されるとよいでしょう。
一方,Adobe Acrobat Reader は,PDF ファイルを閲覧するためのソフトで,同社から無料で提供されています。 Get Adobe Acrobat Reader から入手できる他,雑誌の付録に付いています。PDF 形式で配布される(TeX 関連の)ドキュメントもありますので,最低でもこちらは入手するとよいでしょう。
秀丸は,斉藤秀夫氏によるシェアウェア(4000円)です。最新版は Ver.4.04 です。
マクロは,
などがあります。
Meadow は,Multilingual enhancement to gnu Emacs with ADvantages Over Windows の意だそうです。
mule for Win32 は,UNIX で有名な mule2.3 を Winodws へ移植したものです。これは宮下 尚(himi) 氏によるもので,現在 Ver.1.22です。これが最終バージョンとなるそうです。
マクロは,
などがあります。
MIFES は MEGASOFT による市販ソフトです。最新版は,Ver.6.0。マクロは,
などがあります。
WZ は,株式会社ビレッジセンターから発売されている市販ソフトです。Ver.5.0。
DOS 用エディタとして有名な VZ の後継版と言いたいところですが,残念ながらVZ とのマクロの互換性はありません。
マクロは,
などがあります。
xyzzy は
テキストエディタQXは,宮崎嘉明(Miyamiya)氏によるシェアウェア(4000円)です。最新版は,Ver.7.17 です。
マクロは,
などがあります。
テキストエディタQXは,新井健二(araken)氏によるシェアウェア(3000円 or 1000円/年)です。最新版は,v6.8 です。
マクロは,
があります。
これはエディターではなく,ファイル閲覧ソフトです。less は,ベクターにて複数紹介されています。
dviout for Windows は,東京大学の大島利雄(SHIMA)氏によるフリーの DVIware です。DOS 版の dviout/dviprt と比べ,大幅に機能がアップしています。DOS 版 dviprt の機能も内臓されています。dviout for Windows の 正式版は Ver.3.15です。 テスト版はこちらにあります。
dviout for Windows の登場により,DOS 版の dviout/dviprt を使う必要性は薄れてきています。最終バージョンは Ver.2.43.2 です。
WinDVI は OS/悟氏によるシェアウェアです。PS ファイルの張り付けや縦書きに対応していませんが,その一方では OLE(Object Linking and Enbedding) に対応しており Excel などのグラフをそのまま張り付けることができます。最新版は,Ver.1.10 です。なお,次の述べるインプレスの WinDvi とは別物です。名前が似ていますので,ご注意ください。
WinDvi は,株式会社インプレスより発売されている TeX for Windows に付属の DVIware です。WinDvi は PK フォントに対応していませんが,別途販売されている WinDviPRO では PK フォントが使えます.
MetaGrafは,MetaPost用図形作成エディタであす。MetaPost形式で出力しますので,MetaPost により EPS へ変換できます。
WinTpic は,堀井氏による図形やグラフを tpic specials コマンドで出力してくれるソフトです。最新版は Ver.3.08 で極形式やパラメータ表示にも対応しています。
Ngraph は,石坂 智氏によるグラフ作成ソフトです。現在の最新版は Ver.6.03.20 です。
インストールについては,Ngraph for Windows のインストール(正岡和子さん)もご覧ください。
また,外部ドライバを用いると,Ngraph の出力する GRA 形式のファイルを PS/EPS, eepic などの形式に変換することが可能です。以下,これらの外部ドライバの紹介をします。
gra2ps | PostScriptファイル,あるいは -e オプションにより EPSフ ァイルを生成する外部ドライバです。 Ngraph download にある ned6313b.lzh に含まれています。 |
gra2eepw | 斉木功氏による eepic.sty 用外部ドライバです。Ver.0.9b です。 |
GRA2AI |
平沢英明氏による Adobe Illustrator(R) 3 形式の外部ドライバです。AWK version 1.00 です。 GRA2AI の出力は Illustrator3 形式ですが,一部の制限付きで MayuraDraw (PageDraw) でも取り込めるようです。 |
なお,DOS 版と Windows 版では,出力される GRA 形式が異なります。このため gra2tpic など DOS版 Ngraph に対応しているものは,Windows 版 Ngraph に対して使うことができません。
Gnuplot は,2次元および3次元のグラフを描画できるソフトです。PS/EPS, tpic special, eepic, picture 環境などの形式でのファイル出力が可能です。日本語ヘルプは,gnuplot のページ (Takeno Lab) にあります。
gnuplot の使い方として,山森一人(やまもりくにひと)氏による見やすいグラフを作るためにがあります。
Plots32 は,科学用2次元グラフ作成アプリケーションです。Plots32(Version 1.26以降)が出力した plv ファイルを通じて,グラフイメージを EPS ファイルに変換する plv2eps もあります。Plots32(Version 1.26以降)から起動もできます。Plots32 の開発は終了したようです。同様の(?)ソフト Topaz の開発に移行しているようです。
和田啓助氏によるグラフ表示ソフトです。BMP 形式での保存が可能なので,TeX での利用も出来るでしょう。実教出版から『FunctionView 徹底活用』(本体1,143円+税)という書籍が発売されています。これを購入すれば限定バージョン fvpro415 (web からダウンロードできます)を利用することが出来ます。フリーソフトに比べて印刷機能や画像ファイル保存機能が充実しています。
Visual Tabular は,SIMON/杉浦崇之氏によるフリーソフトです。表計算ソフトの感覚で表を作成することができます。Excel など表計算ソフトからの貼り付けも可能です。
Excel2LaTeX は,中尾 誠氏による Excel の表を LaTeX 形式に変換する Excel のアドインです。同様のものに高橋健司さんが作られた XLS2TeX や eino 氏による Excel2TeX があります。
Word2TeX は,Chikrii SoftLab による Word の文書を (La)TeX 形式に変換する Word の add-on です。
TeX2Word は...
Quick Noteは,半 WSYIWSG が可能な LaTeX 補助ツールです。図形やグラフを書くことも可能です。図形やグラフは,picture 環境, epic ,tpic special へのそれぞれに変換可能です。98専用なのが残念です。Ver.6.12 および 6.12->7.03 の差分が NIFTY で公開されています。
OLETeX は,TeX で作成した数式などを OLE に対応したアプリケーションに張り付けようというソフトで,小倉信彦氏によるものです。詳しくは
をご覧ください。
Akasha for Win は,井谷 誠氏による LaTeX 用エディターです。コンパイラーやプレビューアを 呼び出す機能も持っています。
LabEditor は,斎藤卓也さんによる TeX 用テキストエディタです。コンパイラーやプレビューアを 呼び出す機能も持っています。
TeX Editor は, 小松原 将人さんによるコマンド補完型の TeX エディタです。コンパイラーやプレビューアを 呼び出す機能も持っています。
数式専用エディタ。TeX 形式の出力も備わっている。
拡張子が lzh, zip, tgz などのものは,ファイル容量を押さえるためそれぞれの形式で圧 縮されたファイルです。これらのファイルを展開するには,それぞれの圧縮形式に対応した展開ソフトが必要になります。窓の杜などから様々なソフトが入手できます。以下は,私が使っているものの紹介です。
Explzh は,鬼束裕之氏による LZH , ZIP, TGZ など様々な圧縮形式に対応したアーカイブルールです。最新版は,Ver.3.74 です。なお,unlha32.dll, unzip32.dll tar32.dll など各種 DLL が必要です。各種 DLL は,Common Archivers Library から入手可能です.
Lhasa(らさ) は竹村嘉人 (たけちん) 氏による展開専用ソフトです。LZH , ZIP 対応です。DLL を必 要としないのが特徴です。最新版は,Ver.0.17 です.
+Lhaca(らか)は村山富男氏によるもので,竹村嘉人(たけちん)氏による Lhasa(らさ) と同等の操作性を持たせながら,機能拡張をしたものです。DLL 不要で,また,LZH,ZIP,CAB,TAR など多くの形式に対応しています。展開のみでなく,圧縮機能も持っています。最新版は Ver.1.18 です。
WinLM 99 は,柳 直樹氏による圧縮書庫メンテナンスプログラムです。最新版は,Ver.1.06 です。LZH,ZIP,TAR など様々な圧縮形式に対応しています。WinLM32 とは異なりエクスプローラライクな作りになっています。根来 研(悪魔のアン)氏 と共同で開発した高機能ファイラーである WinFM2000 ,悪魔のアン(根来 研)氏による WinFM32,石田健仁氏による本家 DOS 版 FILMTN と LHMTN もお奨めです。
主要メーカーのプリンタードライバーの入手先を列挙します。(Alphabet 順)
MusiXTeX とは,Daniel Taupin 氏の作った TeX の楽譜作成用マクロ,フォントで,MusicTeX を改良したものです。
PMX は MusiXTeX の入力支援プログラムです。Preprocessor for MusiXTeX の略だそうです。
PPower4は,dvipdfm で PDF を作成したあとに用いる ポストプロセッサーです。
slides.cls → seminar.cls → prosper.cls と改良されたと考えて良いか?
その他,TeX のページをもたれている方々は,池内義典氏によるTeX 関連リンク集または奥村晴彦氏によるTeX 関連リンク(国内)からどうぞ。
texmf.cnf において,pool_size を大きくしてみてください。pool_size の変更だけなら,format file を作りなおす必要はありません。
画像を大量に張り込もうとすると
! LaTeX Error: Too many unprocessed floats.
とエラーが出ることがあります。これは float (figure環境やtable 環境) が溜まりすぎて処理できなくなるためです。適当なところで \clearpage または \cleardoublepage を使って float を吐き出して下さい。
dviout をどのように起動しているかにより,対処方法が異なります。
ショーカットを右クリックし,[プロパティ(R)] → [ショートカット] → [実行時の大きさ] で [最大化] を選んでおきます。
最大化と同じ大きさにしておいてから,[File] → [Quit] 以外の方法で終了すると,次回に引き継がれます。なお,この方法は真の意味での最大化ではありません。
これについては,pLaTeX Guideで紹介します。
印刷ダイアログボックスで Unite 2 pages as [|] を on にすれば,袋とじ印刷が可能です。内蔵 dviprt による印刷の場合,用紙サイズを推測してくれますが,Windows による場合は Setup から手動で設定する必要があります。
インプレスから発売されてる TeX for Windows に付属の cmex10.ttf を旧来の方法で使用した場合などに起こる現象です。PK フォントを使う設定にするか,新しい方法で cmex10.ttf を使うと解決します。詳しくは,dviout のヘルプの [欧文TrueTypeフォント] の項を参照してください。
最近では,新しい方法でも [WinJFont] の code type のミス等でこの現象が発生しています。乙部氏によるTrue Type フォントもご覧ください.
\textwidth や \oddsidemargin などを設定してください。
\pagestyle{empty}
を指定しているにもかかわらず,タイトルページにページ番号が出力されます。これは \maketitle の定義中で \thispagestyle{plain}(jarticle では \thispagestyle{jpl@in}) が定義されているためです。\thispagestyle{empty} を追加すれば解決できます。
setspace.sty の \doublespacing コマンドを用いるとよいでしょう. doublespace.sty(doublespace.sty.diff) というのもあります.
複数行にわたる下線を引くためには,
などを用いる方法があります.
\underline コマンド(縦組みでは \kasen コマンド)で作成される通常の下線を波線や二重線などに変更したいことがあります。まず横組みの場合は,Donald Arseneau 氏による ulem.sty を用いると良いでしょう. 通常下線は \uline,二重下線は \uuline ,波線は \uwave ,取消線は \sout の各コマンドで実現できます。このほか,いくつかのコマンドがありますが,ulem.sty をご覧ください。
次に,縦組みに対応したものとしては,藤田眞作氏による tnamisen.sty があります。これを用いると,二重線,波線をそれぞれ出力する \miginijusen ,\miginamisen コマンドが使用できます。また,tundline.sty で定義されている \tundline コマンドでは,複数行にまたがる下線を引くことも, また文字の左側に出力することも可能です。TeX/LaTeX Applications by Shinsaku Fujitaから入手できます。
横組,縦組みの両方に対応したものとして,みなも氏による udline.sty もあります(@nifty FTEX LIB 9)。これを用いると,太線,太波線,一点鎖線なども可能となります。
図表の回りへの文字の流し込みを実現スタイルファイルは, wrapfig.sty, wrapflot.sty, picinpar.sty など多数存在します。これについては,ここでまとめていますので,ご覧ください。
一般には,\raisebox を使えば可能ですが,multirow.sty を使用することもできます。CTAN から入手できます。あるいは,藤田氏による \uchinuki コマンドを使うこともできます。
slashbox.sty または epicslbx.sty を使えばよいようです。前者は安岡孝一氏によるものをtDB 氏が縦組みに対応してくださっています。また,後者は須藤真己氏によるもので,slashbox.sty では項目の大きさが不自然になる事があり,これに対処したそうです。@nifty システム手帳(PIM)フォーラム(FPIM)の4番ライブラリ151番がそれです。
図表と caption との間隔は \abovecaptionskip および \belowcaptionskip の値を変えることで変更できます。図表の下に caption を付けるときは前者を,上に caption を付けるときは後者を変更します。例えば,jarticle.cls では
\newlength\abovecaptionskip \newlength\belowcaptionskip \setlength\abovecaptionskip{10\p@} \setlength\belowcaptionskip{0\p@}
と定義されています。
tabular 環境内で \footnote コマンドを使った場合,脚注番号のみの出力になります。このような場合,一般的には \footnotemark および \footnotetext というコマンドを使いますが,tabularx 環境や longtable 環境では \footnote コマンドが使えます。あるいは,ftn.sty を読み込めば tabular 環境でも脚注出力が可能となります。ただし,いずれの場合も table 環境で囲むと,やはりうまくいきません。
[ファイル] → [環境設定] → [一般] → [デフォルト倍率] で設定できます。ただし,[ファイル] → [文書情報] → [開き方の設定] → [倍率] での方が優先されるので注意が必要です。
例えば,ジョブオプションが CJKScreenOptimized の場合,[設定] → [ジョブオプション] → [圧縮] でカラービットマップ画像などの解像度が 72dpi とデフォルトでは低いためです。これを 300 などとすればよいでしょう。他のジョブオプションでは,デフォルトは 300 とかになっていますので画像は荒くなりません。
このページでは,いろいろなパッケージ・クラス/スタイルファイルを紹介します。
すでにスタイルファイルの名前がわかっていて, それが CTAN にある場合は 以下から入手してください。
後半のリンクは検索に役立ちますが,通常の検索エンジンも利用できるでしょう。
以下は,主に CTAN 以外の個人で公開しているスタイルファイルの紹介ページです。
スタイルファイルの紹介は,スタイルユースや技術評論社の LaTeX スタイル・マクロポケットリファレンス も有名です。重複しているものもあるかも知れませんが,以下列挙します。
PAD pad.sty 花文字 calrsfs.sty mathrsfs.sty 花文字をpLaTeX2e上で利用する TeXで図を書こう(kpic.sty)eclarith.sty の拡張 caption.sty 図表のcaption の体裁を変える 特定のページの用紙向きを変える portland.sty 最終ページも入れて x/Total とする nofm.sty 草稿時のlabel showkeys.sty 特定位置 at.sty コメント comment.sty,version.sty,verbatim.sty 数式にリーダー doteqn-f.sty,dot-eqns.sty,藤田眞作,tDB キーボード keybox.sty 枠 p.70(11.7) 15.3 上下ブレースを併用 ovudbrac.sty(8.5),oubraces.sty 化学反応式 chemtex.sty, dchem.sty (8.9) 長いcaption を改行しindentする hanging.tex と hangcaption 木構造 ecltree.sty,tree.sty,trees.sty,eclclass.sty 脚注の4つの新環境 footnote.sty 各ページで番号を reset footnpag.sty 各行に番号 lineno.sty 章ごとの目次 minitoc.sty 図,caption の回転 lscape.sty (in graphics package), rotating.sty, rotfloat.sty 余白に \label のラベルを出力 showlabel.sty floatfig.sty の改良版 floatflt.sty フロートを使わず caption を出力 capt-of.sty (表・図目次へも出力する) 文章の最終 page を参照する lastpage.sty 図表で \footnote を使用可能にする stblftnt.sty
書名をクリックすると,サポートページへ移動します。
[1] | TeX ブック 改訂新版 | Donald E.Knuth | アスキー出版局 |
[2] | LaTeX | Leslie Lamport | アスキー出版局 |
[3] | 文書処理システム LaTeX2e | Leslie Lamport | ピアソン・エデュケーション |
[4] | METAFONT ブック | Donald E.Knuth | アスキー出版局 |
[5] | The LaTeX コンパニオン | アスキー出版局 | |
[6] | 日本語 LaTeX2e ブック | 中野 賢 | アスキー |
[7] | TeX by Topic | アスキー出版局 | |
[8] | pLaTeX2e for windows Another Manual Vol.1 Basic Kit 1999(*) | 乙部厳己 + 江口庄英 | ソフトバンク |
[9] | pLaTeX2e for windows Another Manual Vol.2 Extended Kit | 乙部厳己 + 江口庄英 | ソフトバンク |
[10] | Ghostscript Another Manual | 江口庄英 | ソフトバンク |
[11] | [改訂版] LaTeX2e 美文書作成入門(*) | 奥村晴彦 | 技術評論社 |
[12] | 第2版 楽々 LaTeX | 野寺隆志 | 共立出版 |
[13] | 今度こそ AMS-LaTeX | 野寺隆志 | 共立出版 |
[14] | LaTeX 自由自在 | 磯崎秀樹 | サイエンス社 |
[15] | LaTeX スーパー活用術 | 嶋田隆司 | オーム社 |
[16] | LaTeX2e 階梯 | 藤田眞作 | アジソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン |
[17] | 続 LaTeX2e 階梯・縦組編 | 藤田眞作 | アジソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン |
[18] | pLaTeX2e入門縦横文書術 | 藤田眞作 | アジソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン |
[19] | LaTeX マクロの八衢 | 藤田眞作 | アジソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン |
[20] | LaTeX 本づくりの八衢 | 藤田眞作 | アジソン・ウェスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン |
[21] | 日本語 LaTeX2e インストールキット | 中野 賢 × 淺山 和典 × 内山 孝憲 共著 | アスキー出版局 |
[22] | LaTeX スタイル・マクロポケットリファレンス | 今井泰之 + 刀祢宏三郎 + 美吉明浩 | 技術評論社 |
[23] | DVIOUT/DVIPRT Ver.2.43.2 Technical Guide | ||
[24] | LaTeX2e トータルガイド | 伊藤和人 | 秀和システム |
[25] | これだけでできるLaTeX実践活用ガイド (*) | 海上 忍+黒川弘章 | 技術評論社 |
[26] | LaTeX2e数式環境 | 嶋田隆司 | 株式会社シイエム・シイ 発行, シーブック24ドットコム株式会社 発売 |
[27] | LaTeX2e [マクロ&クラス]プログラミング基礎解説 | ページ・エンタープライゼズ株式会社 著 | 技術評論社 |